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しばパパ
柴犬専門メディア「柴犬といっしょ」運営責任者
幼い頃から柴犬と共に成長し、20年以上もの間、柴犬との暮らしを楽しんできました。

現在は愛犬「えいぼう」と毎日を幸せに過ごしています。

柴犬との生活で得た喜びや学びを、皆さまと分かち合いたい—そんな思いから本メディアを立ち上げました。

本メディアでは、柴犬の魅力はもちろん、飼育のコツ、健康管理、しつけのポイントなど、柴犬との暮らしに役立つ情報をわかりやすくお届けします。

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柴犬の特徴とは?歴史や性格、種類、寿命などを徹底解説!

柴犬の特徴とは?歴史や性格、種類、寿命などを徹底解説!

柴犬といえば、日本を代表する愛らしい犬種ですね。

ただ、柴犬の細かい特徴までは知らない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、柴犬の魅力を徹底解説します。

この記事でわかること
  • 柴犬の特徴(性格やサイズ、平均寿命など)
  • 柴犬の毛色
  • 柴犬の歴色
目次

柴犬とは

今日は柴犬(しばいぬ)についてお話しします。柴犬は日本で生まれた小型犬〜中型犬です。

日本には6種類の天然記念物に指定された犬がいるのですが、その中で一番小さいのが柴犬なんです。

日本の天然記念物に指定されている犬種
  • 秋田犬(あきたいぬ)
  • 甲斐犬(かいけん)
  • 紀州犬(きしゅういぬ)
  • 柴犬(しばいぬ)
  • 四国犬(しこくいぬ)
  • 北海道犬(ほっかいどういぬ)

他の日本犬はみんな名前に地名がついているんですけど、柴犬だけはついていないんです。これは、柴犬が日本中に広く住んでいたからなのです。

そして、名前の由来も面白いんです!「柴」っていう昔の言葉には「小さいもの」という意味があるみたいです。だから、小さくてかわいい柴犬にぴったりの名前なんですね。

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ただ、名前の由来は他にもあるみたいです。奥が深い。

柴犬の特徴

柴犬の特徴や体高・体重、平均寿命について説明しますね。

柴犬の性格

柴犬はとても賢くて、飼い主にとても忠実で義理堅い犬です。

柴犬は我慢強い性格ですが、少し頑固なところもあります。そのため、しつけるときには根気が必要です。

また、柴犬は警戒心が強く、不審者にも恐れず勇敢に立ち向かうため、番犬としても適しています。知らない人にはなかなかなつかない性格をしていますが、子犬の頃から他の人や犬とたくさん触れ合うと、人懐っこい性格になります。

さらに、柴犬は猟犬としての気質があるため、体を動かしたり、オモチャで遊ぶことが大好きです。元気いっぱいで遊び好きな柴犬と一緒に楽しく過ごせること間違いなしです!

柴犬の性格をまとめると
  • 忠誠心が強い
  • 警戒心が強い
  • 自立心が強い
  • 賢く鋭敏
  • 勇敢で恐れ知らず
  • 愛嬌がある
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ただ、これは一般的な傾向であり、当てはまらないことも。

体高・体重

日本犬保存会の情報によると、柴犬の男の子の体高は約38〜41cmで、体重は約9〜11kgです。女の子の体高は約35〜38cmで、体重は約7〜9kgとされています。

項目オスメス
体高約38〜41cm約35〜38cm
体重約9〜11kg約7〜9kg
柴犬の性別の体高・体重の比較表

柴犬は筋肉質で引き締まったコンパクトな体型が特徴です。だから、とても元気で活発に動き回ることができるんですよ。

平均寿命

柴犬の寿命は一般的に12〜15歳前後といわれています。個体差はありますが、性別や毛色による平均寿命の違いは特にありません。

柴犬は比較的長生きしやすい犬種で、15歳以上生きるケースもあります。元気いっぱいの柴犬と長い時間を過ごせるのは、とても嬉しいことですね!

柴犬の毛色

柴犬はその愛らしい風貌と個性的な毛色で知られています。以下では代表的な毛色について詳しく解説します。

赤色の柴犬は「赤柴」と呼ばれます。茶色っぽい毛色で、色の濃淡には個体差があります。全体的に明るい茶色で、成長とともに色が変化することが多いです。柴犬の約80%以上が赤色の毛並みを持っています。

赤色(赤柴)

赤色の柴犬は、体の全体がキツネのような明るい茶色で、顔の頬や目の周り、胸、耳、お腹など体の内側が白いことが多いです。

赤毛は生まれたときは濃い色をしていますが、成長すると色素が薄くなり、子犬のころは口のまわりが黒いことが多いですが、生後2~3カ月くらいには薄くなり、成犬になると全体的に色が薄くなります。

黒色(黒柴)

黒色の柴犬は「黒柴」と呼ばれます。「黒褐色」の黒柴は、柴犬全体の約1割程度しかいないと言われています。

体の全体は黒い被毛で覆われていて、赤色の柴犬と同様に、顔の頬や目の周辺、胸、耳、お腹など体の内側が白または薄茶色のことが多いです。

黒柴のチャームポイントは、目の上に眉毛のような斑点があることです。この眉毛模様は「四つ目」や「まろ」とも呼ばれています。子犬のときは全体的に色が濃いので模様が目立たないこともありますが、成犬になるころにははっきりとしてきます。

白色(白柴)

白色の柴犬は「白柴」と呼ばれ、黒色よりもさらに希少な毛色です。子犬のときは若干赤毛が混ざっていることもありますが、徐々に白くなっていきます。

成長すると薄茶になる子もいます。白い毛並みに包まれた顔は優しい印象を与え、その珍しさと相まってとても人気があります。白柴の可愛らしさやユーモラスな表情の魅力は真っ白い被毛だからこそです。

白柴が生まれる要因は遺伝子の関係です。赤柴と赤柴、黒柴と黒柴の組み合わせで交配していると、だんだんと色が薄くなり、白柴が一定の割合で生まれてきます。しかし、その確率は約5~10%程度と非常に低いです。

ただし、JKC(ジャパンケネルクラブ)では白柴を公認していないため、ブリーダーが少なく、数が少ないのが現状です。

胡麻色(胡麻柴)

赤、白、黒が混ざった毛色を「胡麻色」と呼び、柴犬の中で最も珍しい種類です。

毛色の比率によって「胡麻」「赤胡麻」「黒胡麻」の3通りがあります。黒や白よりもさらに個体数が少なく、柴犬の中で最もレアな毛色です。

胡麻色の柴犬が生まれる確率は極めて低く、滅多にお目にかかることはありません。柴犬は成長とともに退色することが多いので、成犬にならないと毛色の判断が難しいです。

子犬の時期は胡麻柴に見えても、赤、黒、白の胡麻のバランスが整ったまま成犬になる確率は数%ともいわれ、とても貴重な毛色です。色のバランスによっては「虎毛」と表現される場合もあります。

柴犬の歴史

それでは柴犬の歴史について解説しますね。

柴犬は日本犬の中で、もっとも古くから人間と一緒に生活してきた犬です。

昔の日本では、柴犬は本州各地で鳥やウサギを狩る猟犬として飼われていました。とても賢くて活発な柴犬は、狩りのお手伝いをするのが得意でした。

明治から大正にかけて、外国からいろいろな犬が日本に入ってくるようになり、その結果、外国の犬と柴犬の交配が進み、純血種の柴犬が少なくなってしまいました。

そのような状況の中で、昭和時代になると、日本の犬を絶滅から守ろうとする動きが始まりました。1928年(昭和3年)には、日本犬保存会が設立され、1936年(昭和11年)には、柴犬が国の天然記念物に指定されました。これで、柴犬はとても大切な存在として守られることになりました。

その後、戦争中の食糧不足や、犬ジステンパーという怖い病気の流行などで、再び純粋な柴犬が少なくなってしまいました。しかし、多くの人たちが一生懸命に計画的に繁殖を進めたおかげで、今でも柴犬を見ることができます。

最近では、柴犬は海外でも人気が高くなっています。特にアメリカでは、柴犬専門のブリーダーが出てくるほどの人気です。

柴犬と秋田犬の違い

柴犬と秋田犬にはどのような違いがあるのでしょうか。

どちらも日本の犬ですが、大きさや見た目、性格、歴史、飼育方法に違いがあります

詳しくは下記の記事で詳しく解説しています。

柴犬に関するよくある質問

柴犬はどのくらい運動が必要なの?

柴犬はとても元気で活発なので、毎日たくさんの運動が必要です。お散歩は1日2回、30分から1時間くらいが目安です。それに、走ったり遊んだりする時間も作ってあげるといいですよ。

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適した運動量はワンちゃんの年齢にも変わるので注意が必要ですね。

柴犬は他のペットと仲良くできるの?

ちゃんと社会化と訓練をすれば、他のペットとも仲良くできます。ただ、最初は慎重に様子を見ながら慣れさせてあげてくださいね。

柴犬のしつけは難しいの?

柴犬は賢いけれど、ちょっと頑固なところがあります。だから、しつけは少し根気が必要かもしれませんね。ただ、褒めたりご褒美をあげたりして、楽しくしつけることが大事ですよ。

柴犬はどのくらい毛が抜けるの?

柴犬は換毛期にたくさん毛が抜けます。その時期には、毎日ブラッシングしてあげるといいですよ。普段でも、週に1~2回はブラッシングしてあげると、毛が絡まないし、綺麗な毛並みを保てます。

しばパパ

中には毛があまり抜けない子もいるみたいです。

まとめ

本記事では、柴犬の特徴として性格や体型、平均寿命、毛色、歴史などについて解説しました!

柴犬は日本を代表する小型犬で、その魅力はたくさんあります。独立心が強く、賢くて、愛らしい見た目と優れた運動能力を持つ柴犬は、家族の一員として最高のパートナーになれるでしょう。

しっかりとしたお世話と愛情をもって接することで、柴犬との生活はますます楽しいものになるはずです。

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