うちの豆柴のため息が人間すぎる|寝る前の「ふぅ…」の正体

黒柴が犬用ベッドでくつろいでため息をついている様子
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寝る前の「ふぅ…」が、やたら重い

うちの豆柴には、毎晩欠かさない儀式がある。

寝床に着いて、くるっとワンモナイトの体勢になって、そこから一拍おいて——「ふぅーーー…」と、やたら深いため息をつくのだ。

いや、そのため息の深さよ。仕事終わりのサラリーマンか、と毎回思う。しかも毎晩やる。判で押したように、ポジションが決まった瞬間に一発。ため息エアコンのタイマー予約でもしているのか。

最初は「え、なんだろう」と不思議に思った。でも目を見ると、とろんとした満足顔。巻き尾もゆるくカーブしたまま。どう見てもリラックスしている。ただため息が、ものすごく人間くさいだけだった。

ため息をつくのは「満足」のサイン

調べてみてわかったのだが、犬のため息には大きく2つの意味がある。

ひとつは リラックスしているとき。体の緊張がほどけて、深い呼吸とともに「ふぅ」と出る。人間が布団に入ったとき思わず「はぁ〜」と声が漏れるのと、ほぼ同じメカニズムだ。

もうひとつは 「もういいや」という諦め。遊んでほしかったけど飼い主が応じてくれない、散歩に行きたかったけど雨だった——そんなとき、「しょうがないか…」というニュアンスで出るため息もあるらしい。

見分け方はシンプルで、目元を見ればわかる。半目でとろんとしていたらリラックス、目をしっかり開けてこちらを見ていたら「ねぇ、なんかしてよ」の合図。

うちの豆柴に関しては、「もういいや」のため息はあまり見たことがない。気づいていないだけかもしれないけど、ため息をつくのはたいてい落ち着いているときだ。あれは一日の終わりに「今日もいい日だったな」と言っている顔をしている。勝手にそう翻訳している。

うちの豆柴がため息をつく瞬間ベスト5

せっかくなので、うちの子がため息をつくタイミングを1週間ほど観察してまとめてみた。意識して聞いていると、思っていたより頻繁にため息をついていることに気づく。

順位 シチュエーション ため息の深さ
1位 寝床に入って体勢が決まったとき ★★★★★
2位 散歩から帰って水を飲んだ後 ★★★★☆
3位 飼い主の足元でくつろいでいるとき ★★★☆☆
4位 ブラッシングが終わった直後 ★★★★☆
5位 おやつがもらえないと悟ったとき ★★☆☆☆

5位だけ明らかに空気が違う。目がこっちをじっと見ている。あの「ふぅ…」には「マジで? くれないの?」という無言の圧が乗っている。リラックスとは真逆の、おねだり系ため息だ。柴の圧の亜種だと思っている。

柴犬のため息は「信頼の証」でもある

よく言われているのが、犬のため息は 安心できる環境でしか出にくい ということだ。

考えてみれば当然で、野生の状態なら警戒を解いて深い呼吸をするのはリスクだ。つまり、飼い主の横で盛大にため息をつくということは、「ここは安全だ」と信頼しているということになる。

そう考えると、あの毎晩の「ふぅ…」がちょっと違って聞こえてくる。

うちの豆柴はいつもそばにいたがるタイプで、こちらが座れば足元に来るし、寝るときも近くに陣取る。リビングで仕事をしていると、いつの間にか足元でワンモナイトになって「ふぅ…」と一発。こちらが選ばれた場所なのだと思うと、ちょっとうれしい。

そんな子が隣でため息をつくのだから、もう「ここが最高に落ち着く場所です」と宣言されているようなものだ。

……いや、たぶん深読みしすぎだ。本人はただ眠いだけだろう。でも飼い主は都合よく解釈する生き物なので、そういうことにさせてほしい。

まとめ:あの「ふぅ…」は、幸せの音

柴犬のため息は、体調不良のサインではない(ただし、異常に頻繁だったり苦しそうだったりする場合はかかりつけの獣医師に相談を)。

ほとんどの場合、リラックスしているか、ちょっとした不満か、そのどちらかだ。

柴犬と暮らしている方なら、思い当たる「ふぅ…」があるのではないだろうか。あのため息、聞き始めると毎日の楽しみになる。「今日はどのタイミングで来るかな」と、つい耳を澄ませてしまう。

うちの豆柴の寝る前のため息は、毎晩の小さな幸福の音。あの「ふぅ…」を聞くために、今日も一日がんばれている気がする。

今夜も隣から聞こえてくるはず。おやすみ前の、世界一かわいいため息が。


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この記事を書いた人

3歳の柴犬オーナー歴。愛犬を溺愛中。柴犬との暮らしで感じるリアルな「あるある」と、飼い主目線で調べた役立つ情報を発信します。モットーは「柴犬のことは柴犬オーナーが一番わかる」。

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