「おすわり」は覚えたはずなのに、気分が乗らないと完全スルー。トイレトレーニングが完璧だと思った翌日に、まさかの場所で失敗。柴犬のしつけを頑張っている飼い主さんの中には、「やり方が間違ってるのかな」「自分がダメな飼い主なのかな」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。でも、安心してください。柴犬のしつけが教科書通りに進まないのは、あなたのせいではありません。この記事では、柴犬のしつけで「失敗しても大丈夫」と言える理由と、気持ちが楽になる考え方を紹介します。
柴犬のしつけ「失敗あるある」
柴犬飼いなら「わかる……」と頷くしつけの失敗エピソードを集めました。
| あるある | 柴犬の心の声(想像) |
|---|---|
| 「おすわり」を覚えたのに、気分で完全に無視する | 「知ってるけど、今はその気分じゃない」 |
| トイレ完璧だったのに、突然リセットされる | 「ここも悪くないと思って」 |
| 呼んでも来ない。むしろ反対方向に歩いていく | 「聞こえてるよ。でもこっちが気になる」 |
| 散歩中の引っ張りが治ったと思ったら翌日に復活 | 「昨日は昨日、今日は今日」 |
| しつけ教室で自分の犬だけ自由行動 | 「みんなと同じことをする理由がわからない」 |
笑い事のようで、渦中にいると本当に悩むものです。でも、これは柴犬飼いの間では「あるある」として日常的に語られている光景です。
なぜ柴犬のしつけは「教科書通り」にいかないのか
しつけの本やネットの情報を見て実践しても上手くいかない。その理由は、柴犬の気質にあります。
| 柴犬の気質 | しつけへの影響 |
|---|---|
| マイペースで自分のルールを大切にする | 「飼い主の指示=絶対」ではなく、自分で納得しないと動かない |
| 信頼関係ベースで動く | 「この人の言うことなら聞いてもいい」と思うまでに時間がかかる |
| 気分にムラがある | 昨日できたことが今日できないのは日常。テンションや環境で反応が変わる |
| 繰り返しに飽きやすい | 同じトレーニングを何度もやると「もういいでしょ」と離脱する |
柴犬は「指示に従うことが喜び」というタイプではなく、「納得したら付き合ってあげる」というスタンスの犬種です。だから教科書通りにいかなくて当然なんです。
失敗しても大丈夫な3つの理由
「でも、ちゃんとしつけないと……」と焦る気持ちはわかります。でも、少し肩の力を抜いてみてください。
| 理由 | 解説 |
|---|---|
| 完璧にできる犬種ではない | 柴犬のしつけが100点満点になることはほぼありません。それは飼い主の力不足ではなく、柴犬という犬種の個性です |
| 失敗と成功を繰り返すのが普通 | 「3歩進んで2歩戻る」が柴犬のしつけのリアル。一直線に上達する方が珍しいです |
| 7割できれば十分 | 10回のうち7回できていれば、それは「覚えている」ということ。残りの3回は柴犬の「今日はいいや」です |
「7割できれば合格」と思えると、毎日のしつけがぐっと楽になります。
柴犬のしつけで大切にしたいこと
完璧を目指すのではなく、柴犬のペースに合わせたしつけのコツです。
| コツ | ポイント |
|---|---|
| 短時間で切り上げる | 柴犬の集中力は長くは持たない。1回5分程度で「楽しいうちにやめる」のが効果的 |
| できたときにしっかり褒める | 柴犬は叱られるより褒められる方が記憶に残りやすい。おやつ+声かけのダブルで |
| 失敗しても叱らない | 叱ると「しつけ=嫌なこと」と結びついてしまう。失敗はスルーして、成功だけを拾う |
| 同じメニューを続けすぎない | 飽きたら終了のサイン。別のことをして、翌日またやってみる |
| 他の犬と比べない | SNSの「お利口さん動画」は成功の瞬間だけを切り取ったもの。裏には何十回もの失敗がある |
しつけは飼い主と柴犬の関係づくりそのものです。上手くいかない日があっても、毎日一緒に過ごしている時間が信頼の土台になっています。
まとめ|完璧じゃなくていい、それが柴犬との暮らし
柴犬のしつけで大切なことをおさらいします。
- 柴犬のしつけが教科書通りにいかないのは飼い主のせいではない
- 「納得しないと動かない」のが柴犬の気質。失敗と成功を繰り返すのが普通
- 7割できれば合格。残りの3回は柴犬の「今日はいいや」
- 短時間・褒める・叱らない・比べないが柴犬のしつけの基本
しつけが上手くいかなくて落ち込む日もあると思います。でも、あなたが「ちゃんとしつけたい」と思っている時点で、柴犬にとっては十分いい飼い主です。完璧を目指さず、柴犬との暮らしを楽しむことが、実は一番のしつけなのかもしれません。
柴犬の独特な性格については「柴犬の「柴距離」入門」で、子犬を迎えたばかりの方は「柴犬の子犬を迎えた最初の1週間」もあわせてどうぞ。
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