柴犬と犬連れお花見散歩|桜より気になるものがあったらしい

柴犬仲間の友人が、初めてのお花見散歩に行ったときの話が面白すぎたので紹介させてください。先にポイントだけ。犬連れOKか必ず事前確認すること(シーズン限定NGの公園が意外と多い)、時間帯は平日午前が快適、持ち物は折りたたみボウル・ウェットティッシュ・予備リードがあれば安心、桜の枝やスイセン・チューリップは犬に有害なので注意。

満開の桜の下で愛柴と一緒に写真を撮る——春が来るたびにそう夢見ていた友人が、ついに実行に移した結果どうなったか。彼の赤柴は桜を一度も見上げなかったそうです。ずっと地面の匂いを嗅いでいたと。

「せっかく桜の名所まで来たのに、なぜ下ばかり見ているんだ」と思ったのは最初の5分だけだったとか。鼻をヒクヒクさせながら落ち葉の裏を調査し、切り株のまわりを3周し、誰かが落としたであろうポテトチップスの破片に全集中する姿を見ていたら、もうどうでもよくなったそうです。柴犬にとってお花見とは「いつもと違う場所で匂い嗅ぎ放題の冒険」だったようです。

この記事では、そんな友人のお花見散歩エピソードをもとに、柴犬と桜を楽しむためのポイントを紹介します。

目次

お花見スポット、最初の選択で明暗が分かれた

友人が最初に目をつけたのは、SNSで人気の都市公園だったそうです。「桜 犬 映え」で検索して出てきた場所。ところが公式サイトをよく見ると、お花見シーズンはペット入場禁止の表示。都市部の有名スポットでは、シーズン中だけ犬NGになるケースが意外と多いんです。

「じゃあどこへ行けばいいんだ」と途方に暮れて地元の情報を調べ直したら、自宅から車で15分の河川敷に桜並木があることを発見したとのこと。地元の穴場スポットです。行ってみると、人はまばら、桜はしっかり咲いている。そして友人の赤柴は到着3秒で草むらに突入していったそうです。

犬連れのお花見スポット選び、ポイントはこの3つだったそうです。

ポイント 友人が実感した理由
犬連れOKか事前に確認する 現地で「ペット禁止」の看板を見たときの絶望感は想像以上
有名スポットより地元の穴場 人が少ない=柴犬がリラックスできる=飼い主もリラックスできる
日陰と休憩スペースがある場所 春でも日差しが強い日はある。柴犬は暑さに弱い

時間帯は平日の午前中が圧倒的に快適だったとのこと。週末しか行けない場合は、開花直後か散り際を狙うと混雑を避けやすいです。

桜より気になるもの多すぎ問題

河川敷に着いた瞬間、友人の赤柴のスイッチが入ったそうです。鼻が地面に吸いつくように動き、しっぽはピンと巻いたまま。桜の花びらが風に舞って鼻先をかすめても、チラッと見るだけでまた地面に戻る。

「ここ何の匂いだろう」「この草は昨日と違う」「あ、ここ誰か来た」——柴犬の頭の中はたぶんそんな感じです。春の地面は冬に比べて匂いの情報量が爆発的に増えるらしく、いつもの散歩でも嗅ぎまくる季節。初めての場所ならなおさらです。

ただ、ここで注意が必要です。桜の葉・枝・種には犬に有害な成分が含まれています。花びら自体は少量なら問題になりにくいですが、枝や実をかじるのは危険。友人も、赤柴が落ちている小枝に顔を近づけたとき、さりげなくリードで軌道修正したそうです。

もうひとつ気をつけたいのが、春の公園でよく見かけるスイセンやチューリップ。これらの球根植物は犬に有害です。花壇の近くでは目を離さないのが鉄則。友人いわく、愛犬が興味を示したら「はい、こっちこっち」とおやつで注意をそらす作戦が効いたとのことです。

意外と疲れる春の散歩と、帰宅後にやったこと

お花見散歩から帰ってきた友人の赤柴は、玄関でペタンと座り込んだそうです。いつもの散歩ではそんなことないのに。

春は朝晩と日中の気温差が10度以上になる日もあって、体温調節だけで体力を使います。いつもの8割程度の距離・時間にしておくのが正解だと友人も実感したそうです。その日は少し歩きすぎたかもしれない、と反省していました。

友人が帰宅後にやったことをまとめます。

やったこと 理由
濡れタオルで顔まわりと足を拭いた 春は花粉が飛んでいる。犬も花粉の影響を受けることがある
全身をチェックした 春はノミ・マダニが活動を始める季節。草むらに突っ込んでいたので念入りに
水をたっぷり飲ませた 春でも運動後の水分補給は大事

持っていって正解だったもの、いらなかったもの

友人にとって初めてのお花見散歩で「持っていってよかった」と心から思ったものと、「これは失敗だった」と反省したものがあるそうです。

持っていって正解だったもの:

アイテム 活躍した場面
折りたたみ水筒&シリコンボウル 散歩中に2回給水。シリコンボウルは軽くて畳めるのが最高
ウェットティッシュ 匂い嗅ぎで顔が泥だらけになった赤柴の応急処置に。ノンアルコールタイプを
うんち袋(多めに) お花見スポットはゴミ箱が少ない。香りつきタイプを持っていくと帰りのバッグが平和
予備リード 途中でナスカンの調子が悪くなった。予備があって本当に助かった
応急処置セット 使わなかったけど、ガーゼ・消毒液・ピンセットを小さなポーチに入れておく安心感

失敗だったもの:

伸縮リード(フレキシリード)を持っていったのですが、これは完全にミスだったそうです。広い場所で自由に歩かせたかったものの、他の散歩中の犬やベビーカーとすれ違うたびにヒヤヒヤ。混雑する場所では通常の1〜1.5mのリードが安全です。

桜は見なかったけど、最高の春だった

結局、友人の赤柴はお花見散歩の間ずっと下を向いていたそうです。桜を背景にした写真は、友人がしゃがんでカメラを構えている間に「何してるの?」という顔でこちらを見た一瞬のカットだけ。でも、それが一番いい写真になったと笑っていました。

柴犬とのお花見散歩は「映える写真を撮るイベント」ではなく、「いつもと違う場所で一緒に過ごす春の時間」だと思えたら、もう成功です。花粉対策やノミ・マダニの予防が気になる方は、かかりつけの獣医師に相談してみてください。

友人は来年どの穴場スポットを攻めようか、もう考え始めているそうです。桜を見ない赤柴を連れて。

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この記事を書いた人

3歳の柴犬オーナー歴。愛犬を溺愛中。柴犬との暮らしで感じるリアルな「あるある」と、飼い主目線で調べた役立つ情報を発信します。モットーは「柴犬のことは柴犬オーナーが一番わかる」。

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